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文献概要
増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド 付録 画像診断レポート用語図説
心大血管
著者: 前田恵理子1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院22世紀医療センターコンピュータ画像診断学/予防医学寄付講座
ページ範囲:P.372 - P.382
文献購入ページに移動胸や腕に電極を貼付し,心電図を取得しながらCTやMRIを撮像すること.心拍による動きがある心臓の画像を得るに当たり,心臓が静止しているタイミングを狙って撮ることにより,動きのアーチファクトが少ない画像を取得することができる.最も動きが少ないタイミングは,心拍数が75回/分以下の場合はRR間隔の60〜80%(1つ目のR波から2つ目のR波までの時間の60〜80%)にあることが多く,75回/分以上の場合は30〜50%にあることが多い.心電データを得ながら,そのタイミングにCTならX線が曝射されるように,MRIなら撮像用の電磁波がかかるように制御して画像を得る.
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