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文献概要
増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド 付録 画像診断レポート用語図説
腹部
著者: 五ノ井渉1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院放射線科
ページ範囲:P.384 - P.397
文献購入ページに移動ダイナミック造影CT・MRI(dynamic CT・MRI)
通常の造影検査では,造影後に遅延相(後期相)の一時相しか撮影しないが,ダイナミック造影検査では動脈相や門脈相などを加えた複数の時相で撮像を行う.撮像時相をずらして複数相撮像することで,動静脈の染め分けや,特徴的な造影パターンを呈する病変の鑑別に役立つことがある.
通常の造影検査では,造影後に遅延相(後期相)の一時相しか撮影しないが,ダイナミック造影検査では動脈相や門脈相などを加えた複数の時相で撮像を行う.撮像時相をずらして複数相撮像することで,動静脈の染め分けや,特徴的な造影パターンを呈する病変の鑑別に役立つことがある.
参考文献
survey. Gut 60:1103-1108, 2011
2)Gonoi W, et al:Meandering main pancreatic duct as a relevant factor to the onset of idiopathic recurrent acute pancreatitis. PLoS One 7:e37652, 2012
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