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文献概要
増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド 付録 画像診断レポート用語図説
四肢
著者: 三木聡一郎1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院22世紀医療センター コンピュータ画像診断学/予防医学講座
ページ範囲:P.416 - P.423
文献購入ページに移動外傷・炎症・腫瘍などの刺激を契機として起きる骨膜の骨形成反応と定義されている.本来単純X線写真での用語であるが,CT・MRIでも反応性らしき骨皮質の肥厚があれば骨膜反応と表現することは多い.さまざまな原因で生じる非特異的反応だが,特徴的な形態を呈し診断の決め手となる骨膜反応もある.骨膜反応の微細な様相は空間解像度に勝る単純撮影でしか観察できないため,この領域では単純撮影が現在でも重要なモダリティである.
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