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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻11号

2014年11月発行

文献概要

増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド 造影剤・プロトコル

実践! CT造影

著者: 山本晃大1

所属機関: 1帝京大学医学部附属溝口病院放射線科

ページ範囲:P.64 - P.69

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ポイント

●撮像プロトコルは依頼内容に基づいて決定されるため,重要な臨床情報を過不足なく記載することが望ましい.

●dynamic studyなど,撮像プロトコルによっては複数の目的の検査を同時に施行することが困難な場合がある.

●ステロイド前投薬は軽症の副作用の発現率を低下させるが,重篤な副作用の発現率を低下させるエビデンスはない1)

●ヨード造影剤は機械を用いて急速注入するため,病棟のルートやCVルートは基本的に使えない.

●心機能や体格などの違いにより,同一プロトコルで撮像しても画像には個人差が出る.

参考文献

1)林 宏光,他(編):ちょっと役立つ造影検査に関する話題─CT編.Contrast Media in Practice(ver. 2.0),バイエル薬品株式会社,2013
2)日本腎臓学会,他(編):腎障害患者におけるヨード造影剤使用に関するガイドライン2012,東京医学社,2012
3)桑鶴良平,他(編):ちょっと役立つ造影検査に関する話題─MRI編.Contrast Media in Practice(ver. 1.0),バイエル薬品株式会社,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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