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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻12号

2014年11月発行

特集 関節リウマチ・膠原病—症例で学ぶ診断と治療

座談会

リウマチ・膠原病をどう診ていくか

著者: 金城光代1 岸本暢将2 星哲哉345 松村真司6

所属機関: 1沖縄県立中部病院総合内科 2聖路加国際病院Immuno-Rheumatology Center 3手稲渓仁会病院家庭医療科 4手稲渓仁会病院総合内科 5手稲渓仁会病院リウマチ科 6松村医院

ページ範囲:P.2008 - P.2015

文献概要

早期診断・早期治療の時代へ

金城(司会) 本日はリウマチ・膠原病の診断と治療について,主に医療連携と教育の視点から,お話を伺っていきたいと思います.まず,関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)や膠原病をめぐる近年の変化について,岸本先生からお話しいただけますか.

岸本 RAに関しては,30年ぶりに分類基準(診断基準)が変更になりました.その理由としては,生物学的製剤,あるいはメトトレキサート(MTX)といった薬の登場によって,RA治療においてパラダイムシフトが起こったという点が挙げられるでしょう.早期の治療介入により患者さんの予後が大きく改善するということがわかってきたので,早期に診断することの重要性がよりクローズアップされてきたのだと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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