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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻12号

2014年11月発行

文献概要

特集 関節リウマチ・膠原病—症例で学ぶ診断と治療 関節リウマチ・膠原病を疑う時のアプローチ

関節炎からのリウマチ病の鑑別

著者: 上野征夫1

所属機関: 1

ページ範囲:P.2016 - P.2019

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ポイント

◎関節炎から疾患鑑別に入る方法はきわめて有用であり,まず関節痛,すなわち関節の痛みだけの場合と,関節炎とを明確に区別することが重要である.

◎関節炎とは,関節に腫れ,熱感,圧痛,あるいは時に発赤を伴う炎症所見が存在することを指す.

◎炎症が急性に生じたものなのか,あるいは慢性化しているものなのか,さらに1つだけの関節の炎症,すなわち単関節炎なのか,あるいはいくつかの関節に炎症がみられる多発性なのかを区別する.そしてその組み合わせで鑑別診断を絞ってゆく.

参考文献

1)上野征夫:関節痛.medicina 41:670-672,2004
2)McEwen C:A logical approach to the differential diagnosis of arthritis.Hollander JL(ed):The Arthritis Handbook;A Problem-Solving Approach to Arthritis Management,pp13-40,Merck Sharp & Dohme, 1974

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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