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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻12号

2014年11月発行

特集 関節リウマチ・膠原病—症例で学ぶ診断と治療

関節リウマチ・膠原病を疑う時のアプローチ

皮膚所見から考える膠原病

著者: 衛藤光1

所属機関: 1聖路加国際病院皮膚科

ページ範囲:P.2026 - P.2030

文献概要

ポイント

◎痒みのない持続性の顔面の紅斑は全身性エリテマトーデス(SLE)を疑う.

◎触知可能な紫斑は全身性血管炎を疑う.

◎急性の結節性紅斑に口腔アフタと陰部潰瘍を伴った場合はBehçet病を疑う.

参考文献

1)衛藤 光:蝶形紅斑.宮地良樹,古川福実(編):皮膚疾患診療実践ガイド─診察室ですぐに役立つ卓上リファレンス(第2版),p4,文光堂,2009
2)衛藤 光,他:SLEの統計.皮膚病診療9:605-610, 1987
3)衛藤 光:シェーグレン症候群の皮疹の見方と治療.日皮会誌120:2551-2555, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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