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特集 関節リウマチ・膠原病—症例で学ぶ診断と治療 リウマチ,膠原病と鑑別すべき疾患
結晶性関節炎
著者: 星哲哉12
所属機関: 1手稲渓仁会病院総合内科 2手稲渓仁会病院家庭医療科
ページ範囲:P.2086 - P.2092
文献購入ページに移動◎単関節炎をみた時は,まず結晶性関節炎(痛風,偽痛風)と化膿性関節炎を考える.
◎結晶性関節炎を診断すると同時に,化膿性関節炎を確実に除外する.否定できない時は,そうとわかるまで化膿性関節炎も同時に治療する.
◎急性結晶性関節炎の初期治療は非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)とコルヒチンが中心となる.
◎痛風発作の予防には尿酸降下薬が治療の中心となるが,その適応を理解しておくことが重要である.
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