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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻12号

2014年11月発行

文献概要

特集 関節リウマチ・膠原病—症例で学ぶ診断と治療 膠原病の診断・治療

巨細胞性動脈炎,リウマチ性多発筋痛症

著者: 金城光代1

所属機関: 1沖縄県立中部病院総合内科

ページ範囲:P.2129 - P.2134

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ポイント

◎巨細胞性動脈炎(GCA:側頭動脈炎)の診断において,側頭動脈生検に代わる検査はない.

◎GCAによる大動脈炎では,動脈瘤や大動脈狭窄による四肢跛行などを認める.

◎リウマチ性多発筋痛症(PMR)の診断は,①疑う,②鑑別する,③ステロイド治療をして再度PMRらしさを評価する,のステップが重要である.

◎PMRのステロイド治療抵抗性の場合,高齢発症関節リウマチ,GCA,傍腫瘍症候群などの鑑別疾患を再度考える必要がある.

参考文献

1)Smetana GW, Shmerling RH:Does this patient have temporal arteritis? JAMA 287:92-101, 2002
1)Weyand CM, Goronzy JJ:Clinical practice. Giant-cell arteritis and polymyalgia rheumatica. N Engl J Med 371:50-57, 2014
2)Salvarani C, et al:Clinical features of polymyalgia rheumatica and giant cell arteritis. Nat Rev Rheumatol 8:509-521, 2012
3)Spiera R, Westhovens R:Provisional classification[corrected]criteria for polymyalgia rheumatica;Moving beyond clinical intuition? Arthritis Rheum 64:955-957, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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