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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻12号

2014年11月発行

文献概要

特集 関節リウマチ・膠原病—症例で学ぶ診断と治療 膠原病の診断・治療

ANCA関連血管炎

著者: 赤井靖宏1

所属機関: 1奈良県立医科大学臨床研修センター

ページ範囲:P.2165 - P.2173

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ポイント

◎ANCA関連血管炎(AAV)の症状は多彩であり,頻度の高い症状を知る必要がある.

◎AAVにおいては組織学的病変を確認することを常に考慮する.

◎AAVを診断する際には,感染症,悪性疾患や他の膠原病の除外が必須である.

◎急速進行性糸球体腎炎(RPGN)は早期診断が重要である.

◎AAVとRPGNを疑った場合には,速やかに専門施設に紹介することが重要である.

参考文献

1)Hellmich B, et al:EULAR recommendation for conducting clinical studies and/or clinical trials in systemic vasculitis;Focus on anti-neutrophil cytoplasmic antibody-associated vasculitis. Ann Rheum Dis 66:605-617, 2007
2)厚生労働省特定疾患進行性腎障害に関する調査研究班:急速進行性腎炎症候群の診療指針 第2版.日腎会誌53:509-555, 2011
3)尾崎承一,他(編):ANCA関連血管炎の診療ガイドライン,厚生労働省 難治性疾患克服研究事業,2011
4)Walsh M, et al:Effects of duration of glucocorticoid therapy on relapse rate in anti-neutrophil cytoplasm antibody associated vasculitis;A meta-analysis. Arthritis Care Res 62:1166-1173, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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