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連載 研修医に贈る 小児を診る心得・5
文献概要
中学生になると時に一人で小児科を受診することがありますが,普通は大人の家族が子どもを連れて受診します.私が小児科医になった頃は母親か祖母が付き添って来ました.時代の流れなのか,十年余り前から父親が子どもを連れてくるようになりました.最初は私自身が男親に慣れておらず,また母親に命じられて来院したためか父親も要領を得ず,お互いにぎこちない対応をしたことを思い出します.
近年,父親の付き添いも当たり前になりましたが,現在でも子どもを連れてくるのはほとんど母親です.「母親の話を聴く」と題しましたが,母親だけでなく父親や祖父母も含めて保護者の話を聴くことと理解してください.
近年,父親の付き添いも当たり前になりましたが,現在でも子どもを連れてくるのはほとんど母親です.「母親の話を聴く」と題しましたが,母親だけでなく父親や祖父母も含めて保護者の話を聴くことと理解してください.
参考文献
1)Gill D, O'Brien N, 早川 浩(訳):たのしい小児科診療第3版,メディカル・サイエンス・インターナショナル,p 15,2008
掲載誌情報