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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻13号

2014年12月発行

文献概要

特集 最新情報をおさえる!—臨床栄養の活用ガイド さまざまな病態における栄養のポイント

肝不全と栄養管理

著者: 遠藤龍人1 鴻巣正史2 滝川康裕1

所属機関: 1岩手医科大学医学部内科学講座消化器内科肝臓分野 2岩手医科大学医学部外科学講座

ページ範囲:P.2346 - P.2349

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ポイント
◎肝臓は栄養代謝の中心臓器であるため,肝細胞機能障害の程度に応じて各栄養素の代謝障害が生じる.
◎栄養管理では,重症度を的確に把握し,蛋白・エネルギー栄養障害や耐糖能異常,蛋白不耐症の有無を把握して方針を決定する.
◎分岐鎖アミノ酸(BCAA)療法をはじめとする栄養療法は病態の進展や患者QOLを改善するうえで重要な治療法の1つである.

参考文献

1)Plauth M, et al:ESPEN guideline on enteral nutrition;Liver disease. Clin Nutrition 25:285-294, 2006
2)肝硬変診療ガイドライン委員会:栄養療法.日本消化器病学会(編):肝硬変診療ガイドライン,pp22-33,南江堂,2010
3)遠藤龍人,他:肝硬変患者の栄養ガイドライン.肝胆膵63:475-485, 2011
4)Muto Y, et al:Effects of oral branched chain amino acid granules on event-free survival in patients with liver cirrhosis. Clin Gastroenterol Hepatol 3:705-713, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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