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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻13号

2014年12月発行

文献概要

特集 最新情報をおさえる!—臨床栄養の活用ガイド 医療連携や療養,在宅医療における栄養のキーワード

栄養に関して歯科と連携すべきこと—特に口腔ケアについて

著者: 古枝和也1 山崎総一郎1 杉山芳樹2

所属機関: 1一部事務組合下北医療センター国民健康保険川内診療所 2岩手医科大学歯学部口腔顎顔面再建学講座

ページ範囲:P.2366 - P.2371

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ポイント
◎食べることは人間の尊厳や精神にもかかわるものであり,疾患の治療には「食べる」ことの回復も忘れてはならない.
◎栄養管理における口腔ケアは,単なる口腔保清にとどまらない摂食嚥下・呼吸のリハビリテーションでもあり,多職種連携が必要である.
◎リハビリテーションを目的にした口腔ケアを行うことで口腔保清以上の相乗効果が得られる.
◎歯科との密接な連携により,見落とされた摂食嚥下機能障害を回復に繋げることができる.歯科医もまたholistic medicineを目指している.

参考文献

1)若林秀隆,藤本篤士(編):サルコペニアの摂食・嚥下障害,医歯薬出版,2012
2)藤本篤士,他(編):5疾病の口腔ケアーチーム医療による全心疾患対応型口腔ケアのすすめ,医歯薬出版,2013
3)戸原 玄:訪問で行う摂食・嚥下リハビリテーションのチームアプローチ,全日本病院出版会,2007
4)平成16年度厚生労働省老人保健健康増進等事業;全国国民健康保険診療施設協議会:「寝たきり予防を目的とした独居及び高齢者世帯おける食事形態に関する調査並びに栄養摂取評価と地域栄養支援のあり方に関する調査研究事業」報告書,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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