文献詳細
文献概要
特集 最新情報をおさえる!—臨床栄養の活用ガイド 医療連携や療養,在宅医療における栄養のキーワード
PEGの造設とその管理
著者: 倉敏郎1
所属機関: 1町立長沼病院内科消化器科
ページ範囲:P.2376 - P.2380
文献購入ページに移動ポイント
◎PEGは造設時の侵襲性はほかの栄養療法より高いものの,欠点は少なく長期の栄養管理や,嚥下リハビリテーションに優れている.
◎PEG造設方法にはそれぞれの特徴があり,利点・欠点を比較しながら造設方法を決定する.
◎カテーテルが留置されているために起こる合併症(バンパー埋没症候群,ボールバルブ症候群)を理解し,予防と早期発見に努める必要がある.
◎PEG造設は栄養管理の始まりであり,適切な栄養投与を行うことが重要である.
◎PEGは造設時の侵襲性はほかの栄養療法より高いものの,欠点は少なく長期の栄養管理や,嚥下リハビリテーションに優れている.
◎PEG造設方法にはそれぞれの特徴があり,利点・欠点を比較しながら造設方法を決定する.
◎カテーテルが留置されているために起こる合併症(バンパー埋没症候群,ボールバルブ症候群)を理解し,予防と早期発見に努める必要がある.
◎PEG造設は栄養管理の始まりであり,適切な栄養投与を行うことが重要である.
参考文献
1)倉 敏郎,他:PEGの造設と交換─本邦におけるPEGの現状.日本消化器内視鏡学会雑誌55:3527-3547, 2013
2)高橋美香子:内視鏡的胃瘻造設術のコツとトラブル対策.日本消化器内視鏡学会雑誌56:2198-2210, 2014
3)上野文昭,他(編):PEG用語解説,フジメディカル出版,2013
4)倉 敏郎,高橋美香子(編):PEGのトラブルA to Z,NPO法人PEGドクターズネットワーク,2009
掲載誌情報