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特集 診て考えて実践する―水・電解質管理と輸液 水・電解質異常の診断
身体所見から考える水・電解質異常
著者: 須藤博1
所属機関: 1大船中央病院内科
ページ範囲:P.240 - P.243
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◎ある種の身体所見から電解質異常を想起することができる.
◎電解質異常に関連した身体所見には,ある疾患や対応する症状としての電解質異常を考える場合と,電解質異常が直接原因となって臨床徴候を示す場合の2通りが考えられる.
◎細胞外液量の異常は,Na総量の異常である.
◎細胞外液量の評価は,身体所見が重要である.
◎原因不明の徐脈をみたら,高K血症を考える.
◎ある種の身体所見から電解質異常を想起することができる.
◎電解質異常に関連した身体所見には,ある疾患や対応する症状としての電解質異常を考える場合と,電解質異常が直接原因となって臨床徴候を示す場合の2通りが考えられる.
◎細胞外液量の異常は,Na総量の異常である.
◎細胞外液量の評価は,身体所見が重要である.
◎原因不明の徐脈をみたら,高K血症を考える.
参考文献
1)須藤 博:腎疾患からくる浮腫をどう診るか.medicina 45:1977-1980, 2008
. Br Med J 2:1096-1097, 1963
3)Muehrcke RC:The finger-nails in chronic hypoalbuminemia;a new physical sign. Br Med J 1:1327-1328, 1956
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