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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻2号

2014年02月発行

特集 診て考えて実践する―水・電解質管理と輸液

水・電解質異常の診断

身体所見から考える水・電解質異常

著者: 須藤博1

所属機関: 1大船中央病院内科

ページ範囲:P.240 - P.243

文献概要

ポイント

◎ある種の身体所見から電解質異常を想起することができる.

◎電解質異常に関連した身体所見には,ある疾患や対応する症状としての電解質異常を考える場合と,電解質異常が直接原因となって臨床徴候を示す場合の2通りが考えられる.

◎細胞外液量の異常は,Na総量の異常である.

◎細胞外液量の評価は,身体所見が重要である.

◎原因不明の徐脈をみたら,高K血症を考える.

参考文献

1)須藤 博:腎疾患からくる浮腫をどう診るか.medicina 45:1977-1980, 2008
. Br Med J 2:1096-1097, 1963
3)Muehrcke RC:The finger-nails in chronic hypoalbuminemia;a new physical sign. Br Med J 1:1327-1328, 1956

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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