文献詳細
文献概要
特集 診て考えて実践する―水・電解質管理と輸液 臨床現場での水・電解質異常の診断と管理のポイント
プライマリケアでの水・電解質管理
著者: 宮崎正信1
所属機関: 1宮崎内科医院
ページ範囲:P.268 - P.271
文献購入ページに移動ポイント
◎プライマリケアで最も多く経験する水・電解質異常は脱水であり,細胞外液欠乏が存在するタイプである.
◎食事や飲水ができないことが多いが,輸液とともに,その原因検索が重要である.
◎至急採血ができないことが多いため,問診と身体所見から,その重症度を推定する.
◎生理食塩水あるいは1号液が基本である.KやCa,酢酸などが入ったものは,基本的には使用頻度は少ない.
◎カロリー不足を一般の輸液で補うことは不可能であり,食事が取れず,水分も取れない状況が長引く時は,入院を考慮する.
◎プライマリケアで最も多く経験する水・電解質異常は脱水であり,細胞外液欠乏が存在するタイプである.
◎食事や飲水ができないことが多いが,輸液とともに,その原因検索が重要である.
◎至急採血ができないことが多いため,問診と身体所見から,その重症度を推定する.
◎生理食塩水あるいは1号液が基本である.KやCa,酢酸などが入ったものは,基本的には使用頻度は少ない.
◎カロリー不足を一般の輸液で補うことは不可能であり,食事が取れず,水分も取れない状況が長引く時は,入院を考慮する.
掲載誌情報