文献詳細
文献概要
特集 診て考えて実践する―水・電解質管理と輸液 臨床現場での水・電解質異常の診断と管理のポイント
在宅患者の水・電解質管理―基本はバイタイルサインと身体診察!
著者: 横井徹1
所属機関: 1横井内科医院
ページ範囲:P.286 - P.290
文献購入ページに移動ポイント
◎在宅医療には種々の制約があり,本来必要な医療行為のすべてが実践できるわけではない.
◎しかし制約のなかでも,より的確に水・電解質管理を行うことは可能である.
◎基本的診察技術がしっかりしていれば,在宅医療における水・電解質管理において必要な技術に,高度なものは必要ない.
◎「基本」とは,初期研修医時代に習得する,バイタルサインの把握と基本的診察技術にほかならない.
◎加えて,血液データを確認する前段階で,療養環境および症状・身体所見から具体的な水・電解質異常を「想起」できる思考回路が必要である.
◎在宅医療には種々の制約があり,本来必要な医療行為のすべてが実践できるわけではない.
◎しかし制約のなかでも,より的確に水・電解質管理を行うことは可能である.
◎基本的診察技術がしっかりしていれば,在宅医療における水・電解質管理において必要な技術に,高度なものは必要ない.
◎「基本」とは,初期研修医時代に習得する,バイタルサインの把握と基本的診察技術にほかならない.
◎加えて,血液データを確認する前段階で,療養環境および症状・身体所見から具体的な水・電解質異常を「想起」できる思考回路が必要である.
参考文献
1)須藤 博:身体所見から電解質異常を診る.medicina 47:952-955, 2010
掲載誌情報