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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻2号

2014年02月発行

文献概要

特集 診て考えて実践する―水・電解質管理と輸液 症例から水・電解質異常を考える

腎疾患患者の水・電解質管理

著者: 片岡仁美1

所属機関: 1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科地域医療人材育成講座

ページ範囲:P.292 - P.295

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ポイント

◎腎機能低下のみならず,尿量低下が持続することがAKIの定義であり,早期介入が有用である.

◎腎機能低下時には溢水,体液量減少のいずれもが起こりやすく,Na負荷と急激なNa制限に要注意.

◎腎機能低下時には血清Kが上昇しやすく,薬剤性,食事,便秘など多角的な評価と予防が必要である.

参考文献

1)Kidney Disease:Improving Global Outcomes(KDIGO)Acute Kidney Injury Work Group:KDIGO Clinical Practice Guideline for Acute Kidney Injury. Kidney Int Suppl 2:8-10, 2012
2)柴垣有吾:AKI. 日腎会誌55:56-62, 2013
3)Russel JA, et al:Vasopressin versus norepinephrine infusion in patients with septic shock. N Engl J Med 358:877-887, 2008
4)Bosch X, et al:Rhabdomyolysis and acute kidney injury. N Engl J Med 361:62-72, 2009
5)日本腎臓学会(編):CKD診療ガイド2012,東京医学社,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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