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特集 診て考えて実践する―水・電解質管理と輸液 症例から水・電解質異常を考える
酸塩基平衡異常患者の水・電解質管理
著者: 森克仁1
所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学
ページ範囲:P.311 - P.314
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◎血液ガス・電解質のデータをもとに酸塩基平衡異常の一次的原因とその代償を検索する.
◎一次的原因以外に併存する疾患や病態がないかの確認を行う.
◎見かけの値ではなく,水分や電解質の絶対量の不足,治療介入による変化を予測し補正する.
◎糖尿病性ケトアシドーシスの治療では,低K血症に注意する.
◎血液ガス・電解質のデータをもとに酸塩基平衡異常の一次的原因とその代償を検索する.
◎一次的原因以外に併存する疾患や病態がないかの確認を行う.
◎見かけの値ではなく,水分や電解質の絶対量の不足,治療介入による変化を予測し補正する.
◎糖尿病性ケトアシドーシスの治療では,低K血症に注意する.
参考文献
1)Kitabchi AE, et al:Hyperglycemia crises in adult patients with diabetes. Diabetes Care 32:1335-1343, 2009
1)谷口茂夫:考える腎臓病学,メディカル・サイエンス・インターナショナル,2011
2)日本糖尿病学会(編):糖尿病専門医研修ガイドブック(改訂第5版),診断と治療社,2012
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