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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻2号

2014年02月発行

文献概要

特集 診て考えて実践する―水・電解質管理と輸液 水・電解質異常の診断・管理に難渋した症例

アルコール多飲者・依存者の水・電解質異常

著者: 杉本俊郎12

所属機関: 1国立病院機構東近江総合医療センター総合内科 2滋賀医科大学総合内科学講座(地域医療支援)

ページ範囲:P.330 - P.334

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ポイント

◎アルコールの代謝経路を理解する必要がある.

◎アルコールと水・電解質異常の病態を理解するためには,正常者がアルコールを多飲した時に生じる病態と,慢性的にアルコールを摂取して依存状態になっている時に生じる病態とを分けて考える必要がある.

◎慢性的アルコール依存者は,多彩な水・電解質・酸塩基平衡異常を呈する可能性がある.

参考文献

1)Halperin ML, et al:Chapter 5 Ketoacidosis Fluid, Electrolyte, and Acid-Base Physiology. A Problem-Based Approach(4th ed), pp111-159, WB Saunders, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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