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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻3号

2014年03月発行

文献概要

特集 もう見逃さない!迷わない!―非血液専門医のための血液診療 この血液疾患を見逃してはいけない―専門医への紹介のタイミング

巨赤芽球性貧血・溶血性貧血

著者: 山本譲司1 張替秀郎2

所属機関: 1仙台市立病院血液内科 2東北大学大学院医学系研究科血液・免疫病学分野

ページ範囲:P.414 - P.416

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ポイント

◎大球性貧血をみた場合はビタミンB12と葉酸の測定を輸血前に行う.

◎ビタミンB12欠乏は多彩な症状を取りうるため,それらを見逃さないこと.

◎血栓性微小血管障害症は特に迅速な対応を要するが,適切に対処すれば予後は良好であるため,溶血性貧血を見た際には必ず念頭に置く.

参考文献

1)Toe Ban-Hock, et al:Pernicious anemia. N Engl J Med 337:1441-1448, 1997
deficiency. N Engl J Med 368:149-160, 2013
3)小峰光博:DNA合成障害による貧血.浅野茂隆,他(編):三輪血液病学,第3版,pp 974-1000,文光堂,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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