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特集 もう見逃さない!迷わない!―非血液専門医のための血液診療 この血算の異常を見逃してはいけない―専門医への紹介のタイミング
血小板増加
著者: 檀和夫1
所属機関: 1了徳寺大学健康科学部
ページ範囲:P.444 - P.447
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◎血小板増加症の鑑別には,反応性血小板増加症と腫瘍性血小板増加症のすべてを考慮する必要がある.
◎腫瘍性血小板増加症が疑われた場合はその後の検査,治療のため血液専門医へ紹介する.
◎腫瘍性血小板増加症のうち,本態性血小板血症が最も重要であり,血小板増加の程度も最も強い.
◎血小板増加症の鑑別には,反応性血小板増加症と腫瘍性血小板増加症のすべてを考慮する必要がある.
◎腫瘍性血小板増加症が疑われた場合はその後の検査,治療のため血液専門医へ紹介する.
◎腫瘍性血小板増加症のうち,本態性血小板血症が最も重要であり,血小板増加の程度も最も強い.
参考文献
1)Kralovics R, et al:A gain-of-function mutation of JAK2 in myeloproliferative disorders. N Engl J Med 352:1779-1790, 2005
2)Swerdlow SH, et al:Myeloproliferative neoplasms, WHO Classification of Tumours of Haematopoietic and Lymphoid Tissues, 4th ed, pp 31-65, IARC, Lyon, 2008
3)Dan K, et al:Clinical features of polycythemia vera and essential thrombocythemia in Japan:Retrospective analysis of a nationwide survey by the Japanese Elderly Leukemia and Lymphoma Study Group. Int J Hematol 83:443-449, 2006
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