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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻3号

2014年03月発行

文献概要

特集 もう見逃さない!迷わない!―非血液専門医のための血液診療 この血算の異常を見逃してはいけない―専門医への紹介のタイミング

血小板減少

著者: 冨山佳昭1

所属機関: 1大阪大学医学部附属病院輸血部

ページ範囲:P.448 - P.451

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ポイント

◎血小板数5万/μL以上では出血症状はほとんど認めない.

◎症状は,皮下出血,歯肉出血,鼻出血,性器出血など皮膚粘膜の出血である.

◎血小板数5万/μL未満で出血症状がまったくない場合は,EDTA依存性偽性血小板減少症を鑑別すべき.

参考文献

1)冨山佳昭,倉田義之:血小板減少症.Mod Physician 27:511-514, 2007
2)藤村欣吾,他:成人特発性血小板減少性紫斑病治療の参照ガイド2012年版.臨床血液53:433-442, 2012
3)松本雅則,藤村吉博:血栓性血小板減少性紫斑病(Thrombotic Thrombocytopenic Purpura:TTP).吉田彌太郎(編):血液疾患ハンドブック―日常診療の手引きと臨床データ集,pp571-583,医薬ジャーナル社,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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