文献詳細
特集 もう見逃さない!迷わない!―非血液専門医のための血液診療
この血液病態を見逃してはいけない―専門医への紹介のタイミング
文献概要
ポイント
◎出血傾向は,明確な外傷などがないにもかかわらず出血がみられる(自然出血),軽微な外的要因に対して過剰な出血をきたす(過剰出血),出血後の止血が得られにくい(止血困難),あるいはいったん止血した後に再度出血をきたす(後出血),などの総称である.
◎出血傾向は,その原因により先天性(遺伝性)と後天性に大別される.それぞれ治療方針が大きく異なるため,問診により両者を大まかに鑑別することがポイントとなる.
◎出血傾向は,明確な外傷などがないにもかかわらず出血がみられる(自然出血),軽微な外的要因に対して過剰な出血をきたす(過剰出血),出血後の止血が得られにくい(止血困難),あるいはいったん止血した後に再度出血をきたす(後出血),などの総称である.
◎出血傾向は,その原因により先天性(遺伝性)と後天性に大別される.それぞれ治療方針が大きく異なるため,問診により両者を大まかに鑑別することがポイントとなる.
参考文献
1)窓岩清治:出血傾向の鑑別.日本血液学会(編):血液内科専門医テキスト,pp 40-42,南江堂,2010
掲載誌情報