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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻3号

2014年03月発行

文献概要

特集 もう見逃さない!迷わない!―非血液専門医のための血液診療 非血液専門医による血液診療

鉄欠乏性貧血・巨赤芽球性貧血の治療

著者: 横山泰久1

所属機関: 1筑波大学附属病院血液内科

ページ範囲:P.492 - P.495

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ポイント

◎鉄欠乏性貧血や巨赤芽球性貧血では,入院や輸血の適応となることは少ない.

◎鉄欠乏性貧血の治療の第一選択は経口鉄剤であり,安易に静注鉄剤を用いない.

◎ビタミンB12欠乏の原因が除去されない場合は,生涯にわたる補充が必要である.

◎巨赤芽球性貧血の診断時または治療中に鉄欠乏性貧血を合併することがある.

参考文献

1)Johnson-Wimbley TD, Graham DY:Diagnosis and management of iron deficiency anemia in the 21st century. Ther Adv Gastroenterol 4:177-184, 2011
2)内田立身,他:鉄欠乏性貧血の静注療法における鉄投与量の再検討.臨床血液37:123-128, 1996
3)Hughes CF, et al:Vitamin B12 and ageing:current issues and interaction with folate. Ann Clin Biochem 50:315-329, 2013
4)Stabler SP:Vitamin B12 deficiency. N Engl J Med 368:149-160, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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