文献詳細
特集 もう見逃さない!迷わない!―非血液専門医のための血液診療
非血液専門医による血液診療
文献概要
ポイント
◎発熱性好中球減少症では,NSAIDsの坐剤は肛門周囲膿瘍をきたすので用いない.
◎NSAIDsとニューキノロン薬の併用で,痙攣を起こす可能性がある.
◎NSAIDsと糖尿病治療薬の併用で,低血糖を起こす可能性がある.
◎NSAIDsとメトトレキサートの併用で,メトトレキサートの副作用が増強する.
◎貧血時にはHbA1c値が糖尿病状態を正しく反映しないため,糖尿病薬の処方に注意が必要である.
◎アゾール系抗真菌薬使用時にはトリアゾラムは禁忌である.
◎発熱性好中球減少症では,NSAIDsの坐剤は肛門周囲膿瘍をきたすので用いない.
◎NSAIDsとニューキノロン薬の併用で,痙攣を起こす可能性がある.
◎NSAIDsと糖尿病治療薬の併用で,低血糖を起こす可能性がある.
◎NSAIDsとメトトレキサートの併用で,メトトレキサートの副作用が増強する.
◎貧血時にはHbA1c値が糖尿病状態を正しく反映しないため,糖尿病薬の処方に注意が必要である.
◎アゾール系抗真菌薬使用時にはトリアゾラムは禁忌である.
参考文献
1)日本消化器病学会(編):消化性潰瘍診療ガイドライン,2009
2)佐野 統(編):NSAIDsの選び方・使い方ハンドブック,羊土社,2010
3)丹羽俊朗,他:抗真菌剤の薬物相互作用―薬物代謝酵素に及ぼす影響.薬学雑誌125:795-805, 2005
掲載誌情報