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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻4号

2014年04月発行

文献概要

特集 虚血性心疾患up to date―内科医によるトータルマネジメント 問診・診察・診断

診断マーカーと測定しておくべき血液検査

著者: 相澤健一12

所属機関: 1朝日生命成人病研究所循環器科 2東京大学大学院医学系研究科循環器内科

ページ範囲:P.616 - P.620

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ポイント

◎急性心筋梗塞,不安定狭心症などの臨床診断に有用な生化学マーカーとして,クレアチンキナーゼ,トロポニン,心臓型脂肪酸結合蛋白,ミオグロビンがある.

◎心機能指標としてBNPがあり,虚血性心疾患の予備心機能や予後を予測する際に有用である.

◎急性心筋梗塞の二次予防の重要なリスク因子として評価すべき脂質,糖尿病などがある.

参考文献

1)循環器病の診断と治療に関するガイドライン.ST上昇型急性心筋梗塞の診療に関するガイドライン(2013年改訂版),2013 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2013_kimura_h.pdf(2014年2月閲覧)
2)Thygesen K, et al:Universal definition of myocardial infarction. Circulation 116:2634-2653, 2007
3)Thygesen K, et al:Third universal definition of myocardial infarction. Circulation 126:2020-2035, 2012
4)循環器病の診断と治療に関するガイドライン.心筋梗塞二次予防に関するガイドライン(2011年改訂版),2011 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_ogawah_h.pdf(2014年2月閲覧)
5)循環器病の診断と治療に関するガイドライン.慢性心不全治療ガイドライン(2010年改訂版),2010 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010_matsuzaki_h.pdf(2014年2月閲覧)
6)循環器病の診断と治療に関するガイドライン.急性心不全治療ガイドライン(2011年改訂版),2011 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_izumi_h.pdf(2014年2月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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