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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻5号

2014年05月発行

文献概要

特集 内科医のための皮疹の診かたのロジック 皮疹の種類とその発症機序

紅斑

著者: 村田哲1

所属機関: 1自治医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.798 - P.801

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ポイント

◎赤い扁平な皮疹を紅斑と診断する前に,膨疹,紫斑,毛細血管拡張を除外する.

◎紅斑に,ほかの皮疹が共存する時は,その解釈を優先させる.

◎境界が明瞭な紅斑は真皮浅層,不明瞭な紅斑は真皮深層~皮下組織に炎症の場がある.

◎1カ月以上固定した紅斑は腫瘍の可能性がある.

◎網状紅斑(リベド)は,血管障害を表す.

参考文献

1)村田 哲,大槻マミ太郎:発疹・皮膚色素沈着.矢﨑義雄,他(編):内科学(第10版),pp 50-52,朝倉書店,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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