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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻5号

2014年05月発行

文献概要

特集 内科医のための皮疹の診かたのロジック 皮疹の種類とその発症機序

膿疱,潰瘍

著者: 清島真理子1

所属機関: 1岐阜大学大学院医学系研究科皮膚病態学

ページ範囲:P.826 - P.830

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ポイント

◎感染性膿疱では病原体侵入部を中心として紅斑,膿疱を形成する.

◎掌蹠膿疱症,膿疱性乾癬などの無菌性膿疱では,紅斑局面のなかに膿疱を形成する.

◎血管炎による潰瘍は,紫斑,網状皮斑を伴い,血管を中心に形成される.

◎うっ滞性潰瘍は慢性に続く線維化,色素沈着のなかに潰瘍を形成する.

参考文献

1)Fujiyama T, Tokura Y:Clinical and histopathological differential diagnosis of eosinophilic pustular folliculitis. J Dermatol 40:419-423, 2013
2)Van Doorn R, et al:Follicular and epidermal alterations in patients treated with ZD1839(Iressa), an inhibitor of the epidermal growth factor receptor. Br J Dermatol 147:598-601, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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