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特集 内科医のための皮疹の診かたのロジック 皮疹の種類とその発症機序
色素沈着,色素斑,脱色素斑
著者: 岡村賢1 鈴木民夫1
所属機関: 1山形大学医学部皮膚科学講座
ページ範囲:P.832 - P.836
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◎全身性に色素沈着をきたした場合,内分泌性障害や代謝障害を鑑別する必要がある.
◎色素性母斑と悪性黒色腫の臨床的鑑別の要点をしっかり押さえる.
◎脱色素斑をきたす病態はさまざまあり,詳細な問診,脱色素斑の程度,形,分布などの把握が診断に重要である.
◎全身性に色素沈着をきたした場合,内分泌性障害や代謝障害を鑑別する必要がある.
◎色素性母斑と悪性黒色腫の臨床的鑑別の要点をしっかり押さえる.
◎脱色素斑をきたす病態はさまざまあり,詳細な問診,脱色素斑の程度,形,分布などの把握が診断に重要である.
参考文献
1)渡辺晋一:シミ・ソバカスの実態.香粧会誌24:287-295, 2000
2)Saida T, et al:Significance of dermoscopic patterns in detecting malignant melanoma on acral volar skin:results of a multicenter study in Japan. Arch Dermatol 140:1233-1238, 2004
3)Ribero S, et al:Favourable prognostic role of primary melanoma in AJCC stage Ⅰ-Ⅱ patients. Br J Dermatol 169:1240-1245, 2013
4)鈴木民夫,他:尋常性白斑診療ガイドライン.日皮会誌122:1725-1740, 2012
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