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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻5号

2014年05月発行

特集 内科医のための皮疹の診かたのロジック

内科疾患と皮疹

肝臓疾患と皮疹

著者: 村田哲1

所属機関: 1自治医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.856 - P.858

文献概要

ポイント

◎黄疸は眼球,眼瞼結膜で最も早く明らかになる.

◎血管変化は顔,胸背部,上肢に現れ,くも状血管腫,手掌紅斑,紙幣状皮膚と呼ばれる.

◎白色爪甲や男性患者では体毛の女性型分布がみられる.

◎黄疸以外の皮疹は頻度は高いが,肝疾患に対する特異性は低い.爪,毛の変化などと同時にみられた時は,肝疾患の可能性が高い.

参考文献

1)北村啓次郎,他:肝疾患の皮膚病変―自験肝疾患患者73例にみられた皮膚病変とその頻度について.皮膚臨床31:15-21, 1989

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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