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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻5号

2014年05月発行

文献概要

特集 内科医のための皮疹の診かたのロジック 内科疾患と皮疹

膠原病と皮疹―エリテマトーデスと全身性強皮症

著者: 古川福実1 池田高治1

所属機関: 1和歌山県立医科大学皮膚科

ページ範囲:P.864 - P.870

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ポイント

◎皮疹の成因として,①真皮の病変,すなわち血管(周囲)炎,血管障害や線維化と,②表皮の傷害程度を臨床的かつ組織学的に見極めることが重要である.

◎皮膚病変を正確に判断することは,早期の診断に直結する.

◎自己抗体の種類によって臨床的特徴がある.

参考文献

1)Petri M, et al:Derivation and validation of the systemic lupus international collaborating clinics classification criteria for systemic lupus erythematosus. Arthritis Rheum 64:2677-2686, 2012
2)古川福実:全身性エリテマトーデス.玉置邦彦(総編集):最新皮膚科学大系(第9巻)膠原病 非感染性肉芽種,pp 40-60,中山書店,2002
3)Mikita N, et al:Recent advances in cytokines in cutaneous and systemic lupus erythematosus. J Dermatol 38:839-849, 2011
4)桑名正隆:強皮症における血管内皮前駆細胞異常.日臨免36:17-26, 2013
5)Hasegawa M:Dermoscopy findings of nail fold capillaries in connective tissue diseases. J Dermatol 38:66-70, 2011
6)尹 浩信:線維化を伴う皮膚疾患の臨床と線維化の分子機序(前編)―全身性強皮症.西日皮膚71:428-433, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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