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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻5号

2014年05月発行

文献概要

特集 内科医のための皮疹の診かたのロジック 内科医が診る皮膚疾患:診断・治療とコンサルテーション

脂漏性皮膚炎,接触性皮膚炎

著者: 中島喜美子1

所属機関: 1高知大学医学部皮膚科学講座

ページ範囲:P.894 - P.897

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ポイント

◎脂漏性皮膚炎は皮脂の過剰によって生じることから,特徴的な臨床像を呈する.

◎接触皮膚炎には一次性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎があり,限局した皮膚症状をみた場合は,接触皮膚炎の可能性を常に考えることが必要である.

◎皮膚症状が治療によって軽快しない場合は,早めに皮膚科医にコンサルテーションする.

参考文献

1)北島康雄:アレルギー性接触皮膚炎と脂漏性皮膚炎の論理的皮疹の違い.Visual Dermatol 9:1268-1273, 2010
2)Cohen D, Jacob S:Allergic Contact Dermatitis. Wolff K, et al(ed):Fitzpatrick's Dermatology in General Medicine(7th ed), pp 135-145, Mcgraw-Hill, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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