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文献概要
特集 内科医のための皮疹の診かたのロジック 内科医が診る皮膚疾患:診断・治療とコンサルテーション
乳児湿疹,おむつかぶれ
著者: 馬場直子1
所属機関: 1神奈川県立こども医療センター皮膚科
ページ範囲:P.906 - P.910
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◎乳児湿疹とは,生後間もなく現れる,乳幼児の頭部・顔面・間擦部位に好発する湿疹の総称である.
◎乳児湿疹のスキンケアは,生理的に多い皮脂を刺激せずにきれいに洗い,保湿保護剤を塗ってバリア機能を補強することが大切である.
◎おむつかぶれの対処には,頻繁なおむつ交換と,清拭の仕方,バリア機能の強化対策が重要となる.
◎おむつ部カンジダ症を正しく鑑別し,速やかに抗真菌薬で治療しなければならない.
◎乳児湿疹とは,生後間もなく現れる,乳幼児の頭部・顔面・間擦部位に好発する湿疹の総称である.
◎乳児湿疹のスキンケアは,生理的に多い皮脂を刺激せずにきれいに洗い,保湿保護剤を塗ってバリア機能を補強することが大切である.
◎おむつかぶれの対処には,頻繁なおむつ交換と,清拭の仕方,バリア機能の強化対策が重要となる.
◎おむつ部カンジダ症を正しく鑑別し,速やかに抗真菌薬で治療しなければならない.
参考文献
1)馬場直子:乳児の脂漏性皮膚炎.MB Derma 195:27-33, 2012
2)馬場直子:おむつかぶれのスキンケア.MB Derma 95:12-18, 2004
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