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特集 内科医のための皮疹の診かたのロジック 内科医が診る皮膚疾患:診断・治療とコンサルテーション
尋常性疣贅(いぼ),伝染性軟属腫(水いぼ)
著者: 三石剛1
所属機関: 1東京女子医科大学附属八千代医療センター皮膚科
ページ範囲:P.914 - P.917
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◎足底疣贅で胼胝腫(たこ)や鶏眼(うおのめ)との鑑別が困難な症例や難治性疣贅の症例は,迷わず皮膚科にコンサルトしたほうがよい.
◎老人性疣贅や脂腺増殖症は尋常性疣贅と誤診されることがある.
◎水いぼの治療はリドカインテープ剤を貼付し,除痛を図り摘除する.
◎足底疣贅で胼胝腫(たこ)や鶏眼(うおのめ)との鑑別が困難な症例や難治性疣贅の症例は,迷わず皮膚科にコンサルトしたほうがよい.
◎老人性疣贅や脂腺増殖症は尋常性疣贅と誤診されることがある.
◎水いぼの治療はリドカインテープ剤を貼付し,除痛を図り摘除する.
参考文献
1)三石 剛:非定型的ウイルス性疣贅の臨床病理組織像.日皮会誌120:1009-1014, 2010
2)Mitsuishi T, et al:Molecular cloning and characterization of a novel type of human papillomavirus 160 isolated from a flat wart of an immunocompetent patient. PloS One 8:e79592, 2013
3)Sasagawa T, Mitsuishi T:Novel polymerase chain reaction method for detecting cutaneous human papillomavirus DNA. J Med Virol 84:138-144, 2012
4)三石 剛:ウイルス性疣贅の治療―現状と将来の展望.日皮会誌116, 2110-2114, 2006
5)三石 剛:ウイルス性疣贅.皮膚科の臨床51:1607-1612, 2009
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