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特集 内科医のための皮疹の診かたのロジック 内科医が診る皮膚疾患:診断・治療とコンサルテーション
アトピー性皮膚炎
著者: 佐伯秀久1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学皮膚科学講座
ページ範囲:P.926 - P.930
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◎診断基準は①掻痒,②特徴的皮疹と分布,③慢性・反復性経過の3項目である.
◎治療の基本は①原因・悪化因子の検索と対策,②スキンケア,③薬物療法の3つである.
◎鑑別として接触皮膚炎,疥癬,皮膚リンパ腫,膠原病などを除外する必要がある.
◎1カ月程度治療しても皮疹の改善が得られない場合は,専門の医師への紹介を考慮する.
◎診断基準は①掻痒,②特徴的皮疹と分布,③慢性・反復性経過の3項目である.
◎治療の基本は①原因・悪化因子の検索と対策,②スキンケア,③薬物療法の3つである.
◎鑑別として接触皮膚炎,疥癬,皮膚リンパ腫,膠原病などを除外する必要がある.
◎1カ月程度治療しても皮疹の改善が得られない場合は,専門の医師への紹介を考慮する.
参考文献
1)古江増隆,他:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン.日皮会誌119:1515-1534, 2009
2)日本アレルギー学会 アトピー性皮膚炎ガイドライン専門部会:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2012,協和企画,2012
3)FK506軟膏研究会:アトピー性皮膚炎におけるタクロリムス軟膏0.1%および0.03%の使用ガイダンス.臨皮57:1217-1234, 2003
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