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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻6号

2014年06月発行

文献概要

特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい! 座談会

増え続ける炎症性腸疾患患者に内科医はどう対応すべきか?

著者: 仲瀬裕志1 久松理一2 松田耕一郎3 小坂正4

所属機関: 1京都大学医学部附属病院内視鏡部 2慶應義塾大学医学部消化器内科 3富山県立中央病院内科 4山川医院

ページ範囲:P.984 - P.993

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仲瀬(司会) 炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease:IBD)は消化器疾患のなかでも,診断はさることながら治療も非常に難しい.潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis:UC),Crohn病(Crohn's disease:CD)は,個々の患者で治療に対する反応性が異なっており,また,治療困難例も存在しています.そのため,専門医に任せてしまおうと考えてしまいがちですが,患者数がかなり増えてきているため,IBDは専門医だけが診る状況ではなくなってきています.

 そこで,「増え続ける炎症性腸疾患患者に内科医はどう対応すべきか?」をテーマに,大学病院を代表して久松先生,市中病院を代表して松田先生,開業医を代表して小坂先生と座談会を進めていきたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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