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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻6号

2014年06月発行

文献概要

特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい! 炎症性腸疾患の診断は,どこまで進歩してきたか? 必要な検査―正確な診断のために何をどう行うか?

X線(造影)検査―忘れてはならないポイントとは

著者: 平井郁仁1

所属機関: 1福岡大学筑紫病院消化器内科

ページ範囲:P.1030 - P.1034

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ポイント

◎X線検査およびほかの画像検査の特性を知る.

◎よりよい検査にするための準備,検査の実際を知る.

◎病変を描出するための工夫やコツをつかむ.

◎X線で描出された病変を正しく読影するために,腸管や周囲臓器の解剖学的知識,各疾患における特徴像を知っておく.

参考文献

1)松井敏幸,他:炎症性小腸疾患における小腸ダブルバルーン内視鏡検査―X線検査との比較.胃と腸40:1491-1502, 2005
2)Rutgeerts P, et al:Scheduled maintenance treatment with infliximab is superior to episodic treatment for the healing of mucosal ulceration associated with Crohn's disease. Gastrointest Endosc 63:433-442, 2006
3)Frøslie KF, et al:Mucosal healing in inflammatory bowel disease:results from a Norwegian population-based cohort. Gastroenterology 133:412-422, 2007
4)守田則一,他:IBDの全国疫学調査(第9報);CDの罹患範囲の特徴.厚生省特定疾患難治性炎症性腸管障害調査研究班平成5年度研究報告書,p 192, 1994
5)八尾恒良,他:診断のための諸検査法―X線検査.八尾恒良,飯田三雄(編):小腸疾患の臨床,pp 13-32,医学書院,2004
6)平井郁仁:小腸X線検査(CT,MRIを含む).松井敏幸,他(編):小腸内視鏡所見から診断へのアプローチ,pp 7-16,医学書院,2011
7)松川正明,他:注腸X線検査の前処置法とX線検査の描出能.胃と腸28:839-845, 1993
8)松井敏幸:クローン病診断基準(案).難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班(渡辺班)平成22年度総括・分担研究報告書,pp 475-477,2011
9)松井敏幸:クローン病診断基準(案).難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班(渡辺班)平成22年度総括・分担研究報告書,pp 479-483,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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