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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻6号

2014年06月発行

文献概要

特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい! 炎症性腸疾患の診断は,どこまで進歩してきたか? 必要な検査―正確な診断のために何をどう行うか?

大腸内視鏡検査―ポイントはここだ!

著者: 遠藤豊1 吉田篤史1 上野文昭1

所属機関: 1大船中央病院消化器肝臓病センター

ページ範囲:P.1035 - P.1037

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ポイント

◎内視鏡は診断のほかに,治療法選択・治療効果判定・狭窄治療などに使用される.

◎潰瘍性大腸炎では直腸から口側に連続性びまん性に炎症が進展する.

◎Crohn病では非連続性に炎症が存在し,しばしば狭窄や肛門病変を合併する.

◎粘膜治癒が治療目標である.

参考文献

1)Travis SP, et al:Developing an instrument to assess the endoscopic severity of ulcerative colitis;The Ulcerative Colitis Endoscopic Index of Severity(UCEIS). GUT 61:535-542, 2012
2)Colombel JF, et al:Early mucosal healing with infliximab is associated with improved long-term clinical outcomes in ulcerative colitis. Gastroenterology 141:1194-1201, 2011
3)Neurath MF, et al:Mucosal healing in inflammatory bowel diseases;A systematic review. Gut 61:1619-1635, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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