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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻6号

2014年06月発行

文献概要

特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい! 炎症性腸疾患の治療―いままでの治療・これからの治療 各種薬剤をどのように使用していくのか?

炎症性腸疾患の治療指針―ガイドラインに基づいた治療法

著者: 横山薫1

所属機関: 1北里大学東病院消化器内科

ページ範囲:P.1048 - P.1053

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ポイント

◎本邦にはUCとCDそれぞれに診断・治療指針と診療ガイドラインがあるが,治療内容についてはほぼ同等である.

◎治療指針,ガイドラインとも,治療内容は臨床症状の重症度や病変範囲により呈示されている.

◎治療指針,ガイドラインに沿った治療を行うためには,診断と病状の把握が的確に行われていることが必須である.

◎治療指針とガイドラインは標準治療の呈示であり,治療を行う際の一つの目安である.ガイドラインに固執しすぎることなく,患者の状況に合わせた治療を選択することが必要である.

参考文献

1)Field MJ, et al(ed):Clinical practice guidelines-directions for a new program, National Academy Press, Washington DC, 1990
2)難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班プロジェクト研究グループ:エビデンスとコンセンサスを統合した潰瘍性大腸炎の診療ガイドライン,2006 http://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0029/G0000071/0001
3)日本消化器病学会(編):クローン病診療ガイドライン,南江堂,2010
4)厚生労働科学研究費補助金難治性疾患克服研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」班(渡辺班):平成23年度分担研究報告書別冊―クローン病診療ガイドライン,2011
5)厚生労働科学研究費補助金難治性疾患克服研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班」班(渡辺班):潰瘍性大腸炎・クローン病診断基準・治療指針,平成25年度改訂版,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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