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特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい! 炎症性腸疾患の治療―いままでの治療・これからの治療 各種薬剤をどのように使用していくのか? 薬物療法
タクロリムス―外来でも使用可能か?
著者: 松岡克善1 金井隆典1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部消化器内科
ページ範囲:P.1072 - P.1074
文献購入ページに移動◎タクロリムスは難治性潰瘍性大腸炎に対して有効な治療選択肢である.
◎週2回の来院で,開始後2週間目には高率に目標トラフ濃度に達することが可能である.
◎外来での投与であっても,一定の有効性は期待できる.
◎外来での投与にあたっては,副作用の発現には細心の注意が必要である.
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