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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻6号

2014年06月発行

文献概要

特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい! 炎症性腸疾患治療におけるspecial situation

小児炎症性腸疾患の診察・治療―小児科⇔内科のコラボが大事

著者: 余田篤1

所属機関: 1大阪医科大学泌尿生殖・発達医学講座小児科

ページ範囲:P.1118 - P.1121

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ポイント

◎小児のIBD診療においてはIBD専門医(小児科,消化器内科,消化器外科,病理)とのコラボが必要である.

◎成人の治療をそのまま踏襲せず,小児期IBDの特徴を理解し,成長,QOLを常に考慮しながら治療する.

◎患児だけでなく,患児の両親を含めたメンタルケアが必要であり,臨床心理士の介入が必要なこともある.

◎小児IBD診療においては円滑な消化器内科医への移行(transition)を考慮する.

参考文献

1)余田 篤,他:小児IBDの病態と治療.日小児会誌114:1329-1340, 2010
2)余田 篤,他:小児潰瘍性大腸炎治療指針案2008.日小児会誌112:1876-1879, 2008
3)Turner D, et al:Management of pediatric ulcerative colitis;Joint ECCO and ESPGHAN Evidence-based Consensus Guidelines. JPGN 55:340-360, 2012
4)田尻 仁,他:小児クローン病ガイドライン.日小児会誌117:30-37, 2013
5)Van Assche G, et al:The second European evidence-based Consensus on the diagnosis and management of Crohn's disease;Special situations. J Crohns Colitis 4:72-76, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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