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特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい! 炎症性腸疾患治療におけるspecial situation
小児炎症性腸疾患の診察・治療―小児科⇔内科のコラボが大事
著者: 余田篤1
所属機関: 1大阪医科大学泌尿生殖・発達医学講座小児科
ページ範囲:P.1118 - P.1121
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◎小児のIBD診療においてはIBD専門医(小児科,消化器内科,消化器外科,病理)とのコラボが必要である.
◎成人の治療をそのまま踏襲せず,小児期IBDの特徴を理解し,成長,QOLを常に考慮しながら治療する.
◎患児だけでなく,患児の両親を含めたメンタルケアが必要であり,臨床心理士の介入が必要なこともある.
◎小児IBD診療においては円滑な消化器内科医への移行(transition)を考慮する.
◎小児のIBD診療においてはIBD専門医(小児科,消化器内科,消化器外科,病理)とのコラボが必要である.
◎成人の治療をそのまま踏襲せず,小児期IBDの特徴を理解し,成長,QOLを常に考慮しながら治療する.
◎患児だけでなく,患児の両親を含めたメンタルケアが必要であり,臨床心理士の介入が必要なこともある.
◎小児IBD診療においては円滑な消化器内科医への移行(transition)を考慮する.
参考文献
1)余田 篤,他:小児IBDの病態と治療.日小児会誌114:1329-1340, 2010
2)余田 篤,他:小児潰瘍性大腸炎治療指針案2008.日小児会誌112:1876-1879, 2008
3)Turner D, et al:Management of pediatric ulcerative colitis;Joint ECCO and ESPGHAN Evidence-based Consensus Guidelines. JPGN 55:340-360, 2012
4)田尻 仁,他:小児クローン病ガイドライン.日小児会誌117:30-37, 2013
5)Van Assche G, et al:The second European evidence-based Consensus on the diagnosis and management of Crohn's disease;Special situations. J Crohns Colitis 4:72-76, 2010
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