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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻7号

2014年07月発行

特集 神経診察―そのポイントと次の一手

総論

病歴聴取のポイント

著者: 水澤英洋12

所属機関: 1国立精神・神経医療研究センター病院 2東京医科歯科大学大学院脳神経病態学(神経内科学)

ページ範囲:P.1194 - P.1197

文献概要

ポイント

◎病歴聴取のポイントは,発症の仕方と現在に至る経過を聞き出すことである.つまり,経過図をちゃんと書けるように情報を得ることが大事である.

◎代表的な病歴のパターンは6種類程度でしかなく,よく覚えておく.

◎なぜそのようなパターンになるかという理由をよく理解しておく(原則).

◎家族歴はゲノム医療の時代にあって非常に大切である.

◎そのコツは家系図を書きながら聞き取ることであるが,特に同胞については一人ずつピンポイントしながら聴取しないと聞き漏らす.

参考文献

1)水澤英洋,宇川義一(編):神経診察のA to Z,中外医学社,2008
2)柴崎 浩:神経診断学を学ぶ人のために,第2版,医学書院,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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