文献詳細
特集 神経診察―そのポイントと次の一手
総論
文献概要
ポイント
◎神経診察は,系統的に行う診察全体がスクリーニングであり,項目のどれかを抜粋することは病巣診断の見落としを生じる.
◎神経診察によって得られた病巣診断が,患者の訴えや症状にどう寄与するかを考えることが疾患診断となる.
◎神経診察によるスクリーニングが,画像,電気生理,ラボデータなどの検査の要否と緊急性を決定する指針となる.
◎神経診察は,系統的に行う診察全体がスクリーニングであり,項目のどれかを抜粋することは病巣診断の見落としを生じる.
◎神経診察によって得られた病巣診断が,患者の訴えや症状にどう寄与するかを考えることが疾患診断となる.
◎神経診察によるスクリーニングが,画像,電気生理,ラボデータなどの検査の要否と緊急性を決定する指針となる.
参考文献
1)木下眞男,他(訳):4分間神経診察法,総合医学社,1992(原著Goldberg S:The Four-Minute Neurologic Exam, an Answer to the “Neuro WNL” Problem, 1984)
2)中嶋秀人:3分間神経診察法,総合医学社,2011
掲載誌情報