icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina51巻7号

2014年07月発行

文献概要

特集 神経診察―そのポイントと次の一手 総論

救急場面の神経診察

著者: 入江仁1 太田凡2

所属機関: 1京都府立医科大学総合医療・医学教育学教室 2京都府立医科大学救急医療学教室

ページ範囲:P.1206 - P.1209

文献購入ページに移動
ポイント

◎救急外来では診療に先立ち,まず患者の緊急度を見極める.

◎気道(A),呼吸(B),循環(C)の評価と治療は神経系よりも優先して行う.

◎系統的な神経診察は重要であるが,救急外来では迅速に評価するために必要な項目に絞って所見をとる.

参考文献

1)Goldstein JN, Greer DM:Rapid neurological assessment in the emergency department and ICU. Emerg Med Clin N Am 27:1-16, 2009
2)Ikeda M, et al:Using vital signs to diagnose impaired consciousness;Cross sectional observational study. BMJ 325:800-802, 2002
3)荒川千晶:「意識障害の原因としてAIUEO TIPSを考えると….」まれな原因を考えるより,遭遇頻度の高い疾患の鑑別方法を身につける.別冊ERマガジン9:178-187, 2012
4)横田順一朗,他:外傷と意識障害.日本外傷学会,日本救急医学会(監):改訂第4版外傷初期診療ガイドラインJATEC, pp63-70,へるす出版,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?