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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻7号

2014年07月発行

文献概要

特集 神経診察―そのポイントと次の一手 各論 【運動系】

筋萎縮―特徴的な所見と検査

著者: 山下博史1 髙橋良輔1

所属機関: 1京都大学医学部神経内科

ページ範囲:P.1248 - P.1252

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ポイント

◎丁寧な病歴聴取を行う.

◎萎縮筋の分布,性質と萎縮筋以外の筋力低下にも着目する.

◎線維束攣縮,感覚障害,球症状,深部腱反射の診察も必要である.

◎診断確定のため,適切な検査(血液検査,電気生理検査,画像検査,筋/神経生検,遺伝子診断)を施行する.

◎炎症性疾患や自己免疫疾患,頸椎症などの治療可能な疾患を見逃してはならない.

参考文献

1)田崎義昭,齋藤佳雄:ベッドサイドの神経の診かた,改訂17版,南山堂,2010
2)岩田 誠:神経症候学を学ぶ人のために,医学書院,1994
3)O'Brien M:Aids to the Examination of the Peripheral Nervous System, 5th ed, Saunders, Philadelphia, 2010
4)水野美邦(編):神経内科ハンドブック―鑑別診断と治療,第4版,医学書院,2010
5)Eisen A, Kuwabara S:The split hand syndrome in amyotrophic lateral sclerosis. J Neurol Neurosurg Psychiatry 83:399-403, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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