文献詳細
文献概要
特集 神経診察―そのポイントと次の一手 各論 【運動系】
運動失調症候の診かた
著者: 水澤英洋12
所属機関: 1国立精神・神経医療研究センター病院 2東京医科歯科大学大学院脳神経病態学(神経内科学)
ページ範囲:P.1260 - P.1263
文献購入ページに移動◎運動失調症には大別して小脳性と深部感覚性がある.
◎小脳性運動失調では,筋トーヌスは低下する.
◎継ぎ足歩行は体幹失調を診る最も鋭敏な診察法である.
◎発話の障害(構音障害)もしばしばみられる.
◎眼球運動障害や眼振は自覚されることは稀である.
◎Romberg徴候は感覚性運動失調症のときにみられる.
参考文献
掲載誌情報