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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻7号

2014年07月発行

文献概要

特集 神経診察―そのポイントと次の一手 各論 【運動系】

運動失調症候の診かた

著者: 水澤英洋12

所属機関: 1国立精神・神経医療研究センター病院 2東京医科歯科大学大学院脳神経病態学(神経内科学)

ページ範囲:P.1260 - P.1263

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ポイント

◎運動失調症には大別して小脳性と深部感覚性がある.

◎小脳性運動失調では,筋トーヌスは低下する.

◎継ぎ足歩行は体幹失調を診る最も鋭敏な診察法である.

◎発話の障害(構音障害)もしばしばみられる.

◎眼球運動障害や眼振は自覚されることは稀である.

◎Romberg徴候は感覚性運動失調症のときにみられる.

参考文献

1)水澤英洋,宇川義一(編):神経診察のA to Z,中外医学社,2008
2)岩崎祐三(監訳):やさしい神経診察,第2版,pp 192-193,医学書院,2000
3)篠原幸人,水野美邦(編):脳神経疾患のみかたABC,pp 64-65,日本医師会,1993

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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