文献詳細
特集 神経診察―そのポイントと次の一手
各論 【起立・歩行】
文献概要
ポイント
◎歩行障害の診察は訴えを聴くだけではなく,実際に歩かせてみることが大切である.
◎問診では具体的な生活の場面(階段昇降やトイレでの立ち上がりなど)で起こる障害を尋ねること.
◎「ふらつき」は状況や随伴症状により病態が異なる.具体的にどのような状態か丁寧に聴きとること.
◎脱力,筋萎縮の分布を正確にとるうえで筋CT,MRIを活用したい.
◎歩行障害の診察は訴えを聴くだけではなく,実際に歩かせてみることが大切である.
◎問診では具体的な生活の場面(階段昇降やトイレでの立ち上がりなど)で起こる障害を尋ねること.
◎「ふらつき」は状況や随伴症状により病態が異なる.具体的にどのような状態か丁寧に聴きとること.
◎脱力,筋萎縮の分布を正確にとるうえで筋CT,MRIを活用したい.
参考文献
1)岩田 誠:神経症候学を学ぶ人のために,医学書院,1994
2)宇川義一:姿勢と歩行,水澤英洋,宇川義一(編):神経診察―実際とその意義,pp 144-153,中外医学社,2011
掲載誌情報