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特集 神経診察―そのポイントと次の一手 各論 【自律神経系】
血圧調節障害―低血圧を伴う疾患とその鑑別
著者: 清水文崇1 神田隆1
所属機関: 1山口大学大学院医学系研究科神経内科学
ページ範囲:P.1278 - P.1280
文献購入ページに移動◎起立性低血圧を疑う症状は,起立時の立ちくらみや失神である.
◎起立試験やhead up tilt試験で,収縮期血圧20mmHg以上または拡張期血圧10mmHg以上低下した場合に起立性低血圧と診断する.
◎節前障害と節後障害の鑑別には,血漿ノルアドレナリン値が参考となる.
◎薬物治療と非薬物治療を併用し,症例ごとに加療方針を組み立てる.
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