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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻7号

2014年07月発行

文献概要

特集 神経診察―そのポイントと次の一手 各論 【自律神経系】

排尿障害―診察の進め方と評価

著者: 水流輝彦1 荒木勇雄1 河内明宏1

所属機関: 1滋賀医科大学泌尿器科学講座

ページ範囲:P.1282 - P.1285

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ポイント

◎下部尿路症状は①蓄尿症状,②排尿症状,③排尿後症状に大別される.

◎下部尿路症状は神経疾患が原因のこともあるが,ほかの併存疾患の鑑別が必要である.

◎尿排出障害の存在の確認に残尿測定が有用である.

◎国際前立腺症状スコア,過活動膀胱症状質問票,排尿日誌は症状の評価に有用である.

参考文献

1)日本排尿機能学会;男性下部尿路症状診療ガイドライン作成委員会:男性下部尿路症状診療ガイドライン,ブラックウェルパブリッシング,2008
2)日本排尿機能学会;過活動膀胱ガイドライン作成委員会:過活動膀胱診療ガイドライン,ブラックウェルパブリッシング,2005
3)日本排尿機能学会/日本脊髄障害医学会脊髄損傷における排尿障害の診療ガイドライン作成委員会:脊髄損傷における排尿障害の診療ガイドライン,リッチヒルメディカル,2011
4)荒木勇雄,他:排尿困難・尿閉をきたす薬剤.臨床泌尿器科66:561-565,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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